ラストサムライ

『ラストサムライ』
Last Samurai


last samurai


製作総指揮;テッド・フィールド / チャールズ・マルベヒル / リチャード・ソロモン / ビンセント・ウォード
製作;トム・クルーズ / トム・エンゲルマン / スコット・クルーフ / ポーラ・ワグナー / エドワード・ズウィック / マーシャル・ハースコビッツ
監督;エドワード・ズウィック
脚本;ジョン・ローガン / エドワード・ズウィック / マーシャル・ハースコビッツ
撮影;ジョン・トール
美術;リリー・キルバート
音楽;ハンス・ジマー
衣装;ナイラ・ディクソン
特撮;レイ・マッキンタイアJr.
出演;トム・クルーズ / 渡辺謙 / ティモシー・スポール / トニー・ゴールドウィン / ビリー・コノリー / 真田広之 / 小雪 / 中村七之助 / 原田眞人 / 菅田俊 / 福本清三 / 小山田シン / スコット・ウィルソン / チャド・リンドバーグ


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やっと観た。

単純に、純粋に感動した。

確かに時代考証、土地考証におかしいトコはあるわいな。

吉野(奈良県)地方にゃ“やしの木”は生えてへんし、吉野地方のどの丘からも“富士山”が見えるわけないし、サーベルを帯剣したり、二本差しのままで、明治天皇にお目通りできるわけないやろし、、、

そんなコト、どうでもエエやん!

『ダンス・ウィズ・ザ・ウルヴズ』観て、どうこういうヤツ、いた?

時代に取り残され、駆逐されていく旧勢力を描いた作品は『~・ウルヴズ』以外にも『ラスト・オブ・モヒカン』や『ジェロニモ』なんかもあったけど、ここまでストイックで、プラトニックな人間美、群像美を魅せつけられた作品はない!!

ラスト30分間は、胸が締めつけられる思いでスクリーンにかじりついていた。

“死に様”を大切にしてきた“侍”の世界で、その“サムライ”の“生き様”を感じ、心に刻みつける男。

製作にも名を連ねるトム・クルーズは、ホンマに、ホンマにこの役やりたかったんが分かるわぁ~。

京撮(東映京都撮影所)のヌシ、「切られ、撃たれて44年」の福本清三さん(福ちゃん)、カッコよかったでぇ~!

エド・ズウィック監督は、テリー・ギリアムに並びオイラの大好き監督になりましたぁっ!

(2003/アメリカ・ニュージーランド・日本作品)


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